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祝★神楽坂誕生祭 - 2015winter -



おっめでとーございまーっす!!


……って、突然何のことかって?

勿論、本日十二月十四日は我らが紅霞市の英雄こと“神楽坂響”御大将の誕生日でーっす!!

今日は紅霞市どころか残月島全体がお祭り騒ぎ!祝祭日の仲間入りも近いって話だぞ!!

……っていうのは、まぁ冗談だけどさ。大体旦那は永遠の年齢不詳らしいし。

さて、原画のヒロセ先生にお祝いの品はないかと伺ったところ、こんなイラストを頂いちゃいました!


ざかさん誕生日


これは『月影の鎖 ~錯乱パラノイア~』のPSP版

TAKUYO特典CDのジャケットの秘蔵没イラスト(ラフ)らしい!

……本当に旦那は団子好きだなぁって思い知らされる絵だよな。

更に、ミニキャラデザインのうしかわ先生にもお祝いの書き下ろしイラストを頂いちゃいました!


神楽坂誕生祭2015_ブログ用


そして、月影の特典でお馴染み“居酒屋トーク 神楽坂誕生祭2015ver”も頂いちゃったぞ!

題して、『英雄セミ団子爆誕祭’2015 ~祝ってない~』

気になる妹&弟達は、 続き をレーッツ★クリッククリック!


【注意:はじめに】



大井川 「初見に非常に優しくないのが居酒屋トークの仕様である。以上」



【場所:確か温泉街の居酒屋だかなんだか】


猪口 「それにしても望の奴、遅いな」

望月 「大丈夫ですよ。今日の主役もまだ来てませんし」

大井川 「あ、もしかして旦那、忙しかったりした? 今日急に誘って悪かったかなぁ」

望月 「大丈夫だと思いますよ。さっきまで一緒にいましたけど、特に何も言っていなかったので」

大井川 「……え? 一緒にいたの?」

望月 「はい、仕事で」

大井川 「なのに一緒に来なかったの?」

望月 「はい」

大井川 「……どうして?」

望月 「いや、神楽坂さんもいい歳なので共だって来る必要はないかなと」

大井川 「理也くん、基本良い奴だけど変な所でドライだよね」

望月 「え?」

猪口 「ところでお二人は神楽坂さんにどのようなプレゼントを用意したんですか?」

大井川 「俺のはひ・み・つ☆ 渡す時までのお楽しみってことで!」

猪口 「ふふ、分かりました。望月くんはどうかな?」

望月 「俺は“みたらし団子を買いに行く券”を10枚ほど。因みに団子の料金は別途です」

大井川 「理也くん、旦那に対して本当に優しくないね……」

望月 「そんなことはありませんよ? そうそう、猪口さんは何を用意されたんですか?」

猪口 「俺のはセミ団子ケーキΩ(オメガ)だよ。新しくレシピを開発してね」

望月 「…………」

大井川 「…………」

望月 「……恐らく神楽坂さん、とても喜ぶと思いますよ」

大井川 「嘘だよね!? 今俺と一緒に一瞬固まったよね!? こういう時くらい本音言いなよ!!」

望月 「大井川さん……俺はこんな晴れやかな笑みを浮かべる人を前に本心を告げる勇気がありません」

大井川 「そこ君の悪いところだよ!? 時にはズバっと言うことも大切なんだよ!?」

猪口 「ですが試食していないので少々味に自信がないのが玉に瑕で」

大井川 「しよう!? どうしてそこ怠ったの!?」

猪口 「ほんのり香る異臭が気になって、とてもじゃないですが口に運ぶ気にならないんです」

大井川 「それを人に作ってきたの?!」

望月 「う、確かにすっぱい匂いが……」

榛名 「はぁはぁ……! お、お待たせ!! 遅れてごめん! ……って、え? 何か異臭が……」

猪口 「何も走ってこなくても良かったのに……ほら、水だぞ望」

榛名 「あ、有り難う渉! 本当渉は優しいなあ! ごくごく…………ぶっ!」

望月 「ぎゃ! 俺の目に時代劇の医者がよく怪我した人間の患部に対し口に含んだ酒を吹きかけるような感じで水が入った!!」

大井川 「グッドラック理也くん……で、望くんは急に噴出してどうした? 一気に流し込んでむせたの?」

榛名 「ち、ちがう……! こ、これなんか、すごく、すっぱい……なにこれ?」

猪口 「元気が出るだろう。俺が作った“セミ団子ジュース”だ!」

榛名 「え……」

大井川 「“ジュース”って言葉の前に何かおぞましい単語が聞こえたような……」

榛名 「ねえ渉。気を悪くしないで欲しいんだけど、ちょっと聞いてくれる?」

猪口 「? ああ、何だ?」

榛名 「そのシリーズもう闇に葬ろう?」

猪口 「どのシリーズだ?」

榛名 「お願い分かって!! セミ団子だよ!!」

猪口 「何故?」

榛名 「え……いや、だって、これ僕じゃなかったら裁判沙汰だよ? 今だって口の中が軽く水分含ませて数日放置した布の味してるよ?」

猪口 「……そんなに、不味いか?」

榛名 「!? え、ええと……その……ぼ、僕の口には合わなかったって、いうか……」

猪口 「…………」

榛名 「あ……だ、だけどきっとこのちっちゃい人は美味しいって言ってくれるよ! だって紅霞青年団だし!」

望月 「ちょ、別に紅霞青年団は何でも屋じゃ――」

榛名 「煩い僕は渉が悲しそうな顔してるの見るのが嫌なんだよほら食えよ!」

望月 「こ、これ以上はただのオーバーキむぐっ」

猪口 「あ、望、そのケーキは神楽坂さんの……」

大井川 (……リアル地獄絵図)

神楽坂 「さて待たせたね。よっこいしょ」

大井川 「酷いところに島一番の核弾頭が来た……しかも登場が酷く地味!」

神楽坂 「さて君ら早速誕生日プレゼントを渡したまえ。俺は暇ではないのだよ」

大井川 「……旦那、現状に対して何も突っ込みはなしですか?」

神楽坂 「ん? 俺に出来るのは傷口を全力で抉るか劇薬を擦り込むかのどちらかだが?」

大井川 「すいません誕生日だからって自粛してくださったんですね、心遣い恐縮です!」

猪口 「流石英雄は違いますね!」

大井川 「渉くんは英雄に対して本当に妄信的だね……」

神楽坂 「ところで俺の右腕がなにやら面白いことになっているが、大丈夫かね?」

望月 「…………」

榛名 「きっと渉が作ってきたケーキがおいし過ぎて目を回したんだね!」

神楽坂 「ケーキ?」

猪口 「はい。神楽坂さんに頼まれていた、田畑の害獣退治用のケーキを望月くんが口に」

榛名 「……ん? “田畑の害獣退治用”?」

大井川 「さっ、理也くん!! あああ理也くんが!! 天に召されてしまう!!」

猪口 「ああ、大丈夫ですよ。致死量に至る何かは入っていませんから」

大井川 「なんて朗らかな笑顔!!」

猪口 「どうぞ神楽坂さん。これがレシピです」

神楽坂 「ありがとう猪口。非常に素晴らしい誕生日プレゼントだ」

猪口 「そう言って頂けると開発した甲斐があります!」

榛名 「ああ……渉が……どんどん僕の知らない渉に……」

大井川 「いや誰か理也くん心配しよう? おーい、理也くん生きてる? 生きてたら返事して?」

望月 「い、生きてます…………げほっ!」

神楽坂 「お帰り望月」

望月 「危うく現世じゃないところへ還りそうになりましたが……でも、“これ”が人の食べ物じゃなくて良かったです」

榛名 「え、何で? あ、君ドMなの? うわあ超引く……」

望月 「違います!」

榛名 「じゃあ何さ」

望月 「食べ物を粗末にしたら色々怒られるじゃないですか。だからこれを俺らで処理する心配はないんだなって」

榛名 「ああ、それは確かにほっとする……」

猪口 「いや、毒物は一切入っていないから、人が食べることも出来るよ」

望月 「え?」

猪口 「人が食べることも出来るよ」

望月 「…………」

榛名 「…………」

大井川 「……えーと、つまりこのケーキは……」

神楽坂 「廃棄処分しなくても済むということだ。良かったな? 君ら」

榛名 「いやいやいや、何自分のこと除外してるのおじさん!!」

神楽坂 「猪口が折角俺の為に作って来てくれたケーキだ。じっとり味わうといい」

望月 「猪口さんが“神楽坂さんの為に”ですよね!? というか“じっとり”とか味の感想じゃないじゃないですか!!」

猪口 「いや、レシピ自体はもう神楽坂さんに渡したから、誰が食べても良いぞ?」

榛名 「渉……!!」

猪口 「何だ? どうして泣いているんだ? おかしな奴だな」

大井川 「……え、どうしよう。これどうしたらいい? 捨てるのはやっぱ駄目なんだよね?」

榛名 「……もう捨てるとかって発想が駄目だよ、肥料だよ、肥料になるんだよ。っていうか肥料にするんだよ!」

望月 「エコですね。肥料ですもんね。無駄にしたり破棄したりする訳じゃないですもんね」

神楽坂 「言い聞かせているようにしか見えないが」

猪口 「皆、ケーキは良いからとりあえず神楽坂さんのお祝いをしないか?」

大井川 「ここに来てまさかのまともな発言!! 有り難う渉くん!」

猪口 「は、はあ……恐縮です」

神楽坂 「…………」

望月 「ちょっとそこ、“つまんないのー”みたいな顔しない!」

神楽坂 「ところで君、プレゼントはどうしたね」

望月 「はい、これをどうぞ」

大井川 「え、何の臆面もなく本当に渡した……」

神楽坂 「……! こ、これは団子券!」

大井川 「え、予想に反して喜んでる?」

神楽坂 「最近甘いものを取り過ぎだと望月に止められていてね」

大井川 「……理也くん、それは卑怯じゃない? それは喜ばれるよ」

望月 「地の利のようなものです」

大井川 「いやいやいや」

神楽坂 「で、榛名は?」

榛名 「何渡してもどうせ喜んでもらえないならって思って、手ぬぐい」

猪口 「望……お前はどうしてそんなに卑屈なんだ」

榛名 「ふん」

神楽坂 「……ん? セミとみたらし団子の柄が沢山入っているな」

大井川 「え、何それ気持ち悪い」

神楽坂 「そんなことはないよ。……ありがとう榛名、とても気に入った」

榛名 「ふーんだ。……別におじさんが喜ぼうが僕には関係ないけど、まあ、良かったんじゃないの?」

猪口 「ははっ……望は本当に素直じゃないな」

望月 「……どうしよう。いい話になってるっぽいけど、セミと団子の柄が入った手ぬぐいの存在が凄い気になる……」

大井川 「俺もだ理也くん……一体どこでそんなカオスな手ぬぐいが売ってるんだろうな……」

神楽坂 「さて大井川。君が最後だぞ」

大井川 「え、ええと……何だかハードルが凄いあがってますけど……俺はこれです」

神楽坂 「……おお、これは!」

大井川 「妹が旦那の為に張り切って作ったみたらし団子です。この上なくどろりとしてます」

神楽坂 「ありがとう大井川。大変気に入ったよ」

大井川 「いえいえ」

榛名 「羨ましい僕もあのどろりの中に飛び込みたい……ん? ねえ、それ作ったのって彼女なんでしょ?」

大井川 「え? うん」

榛名 「つまり彼女からおじさんへのプレゼントだよね?」

大井川 「えっ」

望月 「……あ、確かに」

猪口 「そうだな……」

大井川 「いや、いやいや、俺が妹に“作って!”って頼んだからこそ、このみたらし団子はこの世に存在してる訳で」

榛名 「彼女なら頼まれなくてもおじさんに誕生日プレゼントを用意すると思うんだけど?」

大井川 「…………」

神楽坂 「まあまあ。こういうのは気持ちが大切なのだよもごもごもご」

望月 「ちょ、10串以上はあったのにもう平らげてる! 病気になっても知りませんよ!」

神楽坂 「案ずるな望月、これ以上ないほどに既に何処もかしこも病巣だらけだ」

望月 「なにドヤ顔してるんですかはたきますよ」

神楽坂 「右腕超怖い」

大井川 「え、ええと……旦那も喜んでくれたし、俺は晴れて無罪放免ってとこ――」

神楽坂 「だがしかし俺が許しても他の奴らが許さないだろうな。ならばここは一つ、腹踊りで全面的に水に流そうじゃないか」

大井川 「え?」

神楽坂 「紅霞青年団秘伝の腹踊りだ。それで許そう大井川」

大井川 「いや、え?」

榛名 「男の裸なんて見たくないから僕帰るねー。じゃ、おじさんおめでとー」

猪口 「俺もそろそろ宿舎に戻らねば。おめでとうございます、神楽坂さん。それでは」

神楽坂 「ああ、二人ともありがとう」

大井川 「じゃー俺も一緒に……」

神楽坂 「どこへ行こうというのだね?」

大井川 「う、酒臭い! いつ飲んだんですか旦那!」

望月 「そ、それでは俺もこの辺で……神楽坂さんおめでとうございますー」

大井川 「理也くん酷い!!」

神楽坂 「望月」

望月 「はい?」

神楽坂 「君が彼に腹踊りを教えてやりたまえ」

望月 「え?」

神楽坂 「団秘伝の腹踊りだ。教えられるのは君しか居まい」

望月 「いや、え? 神楽坂さんが教えてあげれば済むことじゃ……」

神楽坂 「今日は俺の?」

望月 「………………誕生日」

神楽坂 「そういうことさ」

望月 「…………」

大井川 「…………」

大井川 「……なんか……巻き込んでごめん」

望月 「いえ……」

神楽坂 「さあ、大井川の腹踊りが終わるまで俺は帰らないぞ? どうだ面倒だろう」

望月 「自分で言わないで下さい!」

神楽坂 「あと、セミ団子ケーキは君らで処分するように」

大井川 「処分って言っちゃった……!!」


【時間経過】


大井川 「……こうして、無駄に種類の多い腹踊りを教わりそして踊りながら、英雄の爆誕した夜は更けて行ったのでした」



お・わ・り!





……という訳で、“祝★神楽坂誕生祭2015”はお終いでーっす!

お付き合い、有り難う御座いましたー!


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