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祝★大井川誕生祭 - 2016 spring -

Happy Birth Day to 俺~♪ Happy Birth Day to 俺~♪

Happy Birth Day Dear 俺~♪ Happy Birth Day to 俺~♪


ということで、突然で何だが3月6日は俺、大井川護様のお誕生日だー!!

繰り返す永遠の19回目の誕生日を、全宇宙の妹弟達は勿論覚えててくれたよな?

そんな訳で、今日はお誕生日の為の記事を自ら作成&編集したぞー!!

ちょっぴり悲しいけど、お前が喜んでくれればそんなの吹き飛んじまうから宜しく頼むな!!

あ、ちなみに今回は 【居酒屋トーク+SS風味÷2】みたいな内容をお届けします♪

それは何故かって? 決まっているだろう? 俺は錯乱パラノイアの正規攻略対象じゃないからさ!


……う、言ってて虚しくなってきた。

で、でもさっきも書いた通り、愛する妹弟達が喜んでくれれば俺はそれで十分だ!

『続きから』にお祝い文章をおいておいたから、是非見てやってくれよな!



大井川 「ぴーんぽーんぱーんぽーん」

大井川 「只今、妹は急用の為にちょっぴり席を外しております。ご了承下さい!」


【場所:居酒屋ではなく月の畔】


大井川 「諸君、本日は俺の誕生日祝いの為によくぞ集まってくれました!」

大井川 「本日の月の畔は、俺による俺の為の俺を祝う宴会会場となる為、貸し切りでーっす! 存分に楽しんでいって下さいね☆」

神楽坂 「ふむ……やはり女将の作るみたらし団子は至高なのだよ」

猪口 「神楽坂さん、この桜餅も美味しいですよ」

望月 「そういえば、昨日ひな祭りでしたもんね」

神楽坂 「ひな人形はひな祭りを過ぎても飾っていると、それだけ婚期が遅れるという話だ。君達も気をつけたまえ」

大井川 「そうですよね、だから俺は妹の為に日をまたいだその瞬間に片付けを――」

猪口 「ははは、俺の家に出すのは五月人形だけですよ。女の子はいませんからね」

望月 「俺にもあまり縁が無い行事なので――……って、自分で話を振っておいて目の前の団子に夢中にならないで下さいよ」

神楽坂 「話は聞いている。縁がないなら縁を作りたまえ。ほら、菱餅やひなあられにちらし寿司もある」

望月 「あ、求肥……」

榛名 「包まれて窒息しろ」

大井川 「ああん、今日ばかりは俺の話を聞いて! 自ら脇役を買って出ている俺だけど、せめて今日だけは俺が主役になりたい!」

神楽坂 「話したまえ」

望月 「どうぞ」

猪口 「幾らでも聞きますよ」

榛名 「勝手に話せば?」

大井川 「…………」

大井川 「あー……なんかそう静まりかえられるとそれはそれで非常にやりにくいんですけど……」

大井川 「と、取り敢えず……そうだな、俺に何か質問があれば聞いてください! 特別な今日だから何でも答えちゃうぞ☆」

榛名 「彼女の普段の生活が知りたい! 起床時刻から就寝時刻、息とかいつ吸って吐いてる? 回数は? その辺詳しく!!」

大井川 「……そ、それって俺が主役じゃないじゃん? あと、ちょっと……そうだな、プライベート過ぎて……な?」

榛名 「はぁ? 自分から何でも答えるって言ってたじゃん!」

大井川 「……あ、望くん以外の人達、なんか質問とかない?」

神楽坂 「君達、答えてやりたまえ」

望月 「え、えーっと……」

猪口 「うーん、中々難しい質問ですね……」

大井川 「え、俺そんなに頭を抱えるようなこと聞いてる?」

神楽坂 「興味のない人間に聞きたいことなど、さしてないのが人間というものだろう」

神楽坂 「後は大体自分をアピールする為のお世辞か、または間を持たせる為の時間稼ぎなのだよ」

望月 「ちょ……ストレート過ぎる」

神楽坂 「ああ、君の場合は仕事の為という理由もあるか」

大井川 「…………」

大井川 「……あれ、涙が零れてきた」

猪口 「え、ええと……困りましたね、男性を泣かせる趣味はないのですが……」

榛名 「うーん、なんていうか……渉って時々凄く辛辣だよね。僕、その言葉という名の凶器に尊敬すら感じる時あるもん」

望月 「お、大井川さん……ええと、そうですね。あ、じゃあ誕生日の思い出でも聞かせてくれませんか?」

大井川 「誕生日の思い出?」

望月 「え、ええ……。家族との思い出とか」

榛名 「あ、それって彼女出てくる可能性が高いじゃん。仕方ないから真面目に聞いてあげてもいいよ」

猪口 「望こそ、思っていても口に出すべきじゃない時もあるんだぞ?」

大井川 「…………」

大井川 「さ、気を取り直して誕生日の思い出でも語るとしますかね」

望月 「そ、そうですよ。是非聞かせて下さい」

大井川 「といっても、一体どの思い出を話そうか……あ、そういえば妹が初めて俺に料理作ってくれたのが誕生日だった」

神楽坂 「ほう、料理か……」

大井川 「……妹は、俺とははとこにあたる関係で身寄りのなくなった所を母親が引き取ってきたんです」

大井川 「俺は楽しみにしてたんですけど、まぁ複雑な事情が色々ある子だったんで、最初は全然笑わなかったんですよ」

大井川 「笑わせようと色々おどけたりふざけたりもしてみたんですけど、くすりともしなくて」

榛名 「良いなぁ、笑わない彼女か……想像するだけで堪らないね……」

大井川 「子供ながらに人を笑わすことにはちょっとばかり自信があったんですけど、それはもう自尊心ばっきばきでしたよ」

榛名 「僕も、彼女に無表情でさげすまれてみたい……」

望月 「ちょっと静かにしてくれません?」

榛名 「ああん?」

神楽坂 「女将の話をもっと聞きたいだろう?」

榛名 「当然でしょ! 彼女の話を聞き漏らさない為なら死ぬまで……ううん、死んでも黙ってられるよ」

望月 「死んだら話すことの方が不可能ですしね」

大井川 「……というか、まず無表情だけどさげすんでる訳じゃないからな? 勿論俺はそういう趣味はないし……」

大井川 「そういうことじゃなくて、なんかこう“笑い方が分からない”……いや、今考えると“忘れてた”んだろうけど」

猪口 「そんな彼女がどうやって料理を?」

大井川 「ああ、勿論その状態でずっと過ごしてた訳じゃないぞ? 妹が少しずつでも笑えるように、俺なりにはばきばきのプライドも何とか修復しながら笑わせ続けようと努力したし」

大井川 「んで、少しずつ仲良くなっていって……俺の誕生日が来た訳だ」

大井川 「その日は店が凄い混んでてさ、螢……ああ、俺の母親な? が、中々店を閉めるに閉められなくてさ、毎年楽しみにしてたお祝いのちらし寿司を作る時間が取れなくなっちまって……」

大井川 「また明日にでも作るって言ってくれたし俺もそれはそれで嬉しかったんだけど……ちょっとがっかりしてたんだ」

大井川 「だけど、そんな俺に妹が突然声掛けてきたんだ。“どうやって作るの?”……って」

神楽坂 「作り方か、知っていたのかね?」

大井川 「いや全然知りませんでした。ただ、酢を掛けて混ぜてたことだけは覚えてたんで、それを言ったら作ってくれて……」

大井川 「びっくりしました。まさか俺の為にそんなことしてくれるとは思わなくて……」

大井川 「後は何が入ってたかなんて全然覚えて無くて……。ただ、何か黄色いのが入ってた気がするって言ったら、首を傾げながら沢庵を入れてくれましたけど」

望月 「何だか普通に美味しそうですよね。つまり酢飯と漬け物な訳ですし」

大井川 「ああ、美味かった……と言いたいところだけど、ちょっと酸っぱかった」

猪口 「加減を間違えてしまったんですね」

大井川 「まぁ妹も俺もお互いに分からなかったからな。……でも、嬉しくて残さず食っちまったよ。妹も酸っぱそうな顔をしながら何か嬉しそうで……あの日は良い誕生日だったなぁ」

榛名 「……もしかして、このちらし寿司に沢庵が入ってるのってその名残だったりする?」

大井川 「おお、良く気付いたな。元々ちらし寿司に沢庵は入れてなかったけど、それから螢が喜んで入れるようになった」

大井川 「それがこの女将特製ちらし寿司ってこと!」

神楽坂 (もぐもぐもぐ……)

望月 「って、良い話が終わった直後にどうしてみたらし団子を食べるんですか貴方は」

神楽坂 「好きな物はいつ食べても美味いからな」

望月 「…………」

神楽坂 「冗談さ。そこまでさげすんだ目で見る必要はないのではないかね?」

猪口 「では皆で分け合って食べましょうか。俺がそれぞれの小皿に盛りますから」

榛名 「流石、渉はお兄ちゃんだね!」

望月 「思い出の品っていうと、何だか感慨深くなりますね」

大井川 「では、その思い出を忠実に再現するようにこのお酢を――」

榛名 「うん、僕が掛けるよどばどばーーーーーっ!!!」

猪口 「あ……」

望月 「あ……」

榛名 「な、なんで皆そんな目で僕を見るのさ!? 大体彼女の思い出なら同じ物を食べた――」

神楽坂 「女将の努力の賜である最終形態になんてことをするのだね?」

榛名 「えっ!? だ、だって護さんだって……」

大井川 「あ、はは……。うーん、それは流石に冗談だったっていうか……」

榛名 「…………」

榛名 「な……んだよこの、馬鹿馬鹿馬鹿ーーーー!!! 裏切り者ーーーーー!!!」



結局“食べ盛りの皆さんの為”に炊いていた妹の飯を投入し、かさを増すことになったちらし寿司。

綺麗さっぱり無くなった大きな桶の中身を見て、大層喜んでくれた妹を見て、

俺は幸せな誕生日を迎えられたことを、神様にとても感謝した。

(……こればかりは望くんに感謝しないと、かな?)


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